よりいちぜろしき(縁壱零式)とはなにか?
縁壱零式は刀鍛冶の里編で炭治郎が訓練に使った人形です。刀鍛冶見習いの小鉄が所有するからくり人形で、甘露寺蜜璃の言葉にあるように強くなるため秘密の武器でもあります。
柱達の訓練にも使用されてきましたが、作成したのは小鉄の祖先らしく作られてから300年程経っているとされています。壊れても修理できないことから小鉄は訓練を嫌がりますが、強引に使用する無一郎のせいで腕が折れてしまいます。
ですが結果としてその強引さが小鉄の闘志に火を付け炭治郎の鍛錬に繋がります。
小鉄の無一郎への反骨心から半ば強制的に鍛錬させられる炭治郎ですが、命がけの訓練の結果、覚醒し動作予知能力を獲得します。
炭治郎の渾身の一撃でついに壊れる縁壱零式、ですがその中から1本の刀が出現し、その刀を炭治郎の刀鍛冶、鋼鐵塚が鍛え直すことで次の展開へと繋がります。
よりいちぜろしき(縁壱零式)のモデルは継国縁壱なのか
鬼滅の刃の中で小鉄が縁壱零式は実在した剣士がモデルだと語っています。ですが詳しくはわからないし、名前も知らないと炭治郎に答えます。
鬼滅の刃で炭治郎の夢や記憶にたびたび出てくる始まりの呼吸の剣士、このタイミングで無一郎の烏が自慢気に語る彼の祖先の話、それらは全て継国縁壱と炭治郎の縁を感じさせ、その繋がりで縁壱零式が現われた可能性を考えるとモデルは継国縁壱で間違いないと考察できます。
日の呼吸の使い手であり、全ての呼吸の始まりの剣士である継国縁壱についてはわからないことが多いです。彼については漫画でエピソードが描かれている程度ですが、鬼舞辻無惨が唯一脅威に感じる人物であり鬼殺隊の核となる剣士として描かれています。
過去、鬼舞辻無惨と珠世を逃がしたことから鬼殺隊を追われますが、命を哀れみ愛しむ気持ちを持ち続けていたことは命がつきるその瞬間まで鬼となった兄を哀れんでいたことからわかります。
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