【WiFi】『リースを更新』とは？その意味と設定方法を解説！【iPhone】

IPアドレスを更新する作業

iPhoneに限らず、インターネット機器を使用する端末には、それぞれIPアドレスが割り振られています。アクセスしている端末をIPアドレスによって特定して初めて、インターネット側は正しい情報を送ることができます。

そして、リースの更新とは、そのIPアドレスを更新して再取得DHCPすることです。IPアドレスはWiFiのDHCPサーバーというところから一時的に借りている、リースしている形であるため、リースを更新するという言い方をします。

WiFi環境で異常があった時に

iPhoneでリースの更新を行うのは、主にWiFiの通信環境がおかしい場合です。WiFi接続ができなかったり、何度も再接続を繰り返すような場合に、リースを更新すれば直る可能性があります。そのため、WiFiを使用していて通信が不安定になったり、遅いと感じたりする場合は、とりあえずリースの更新をしてみると良いでしょう。

リースの更新自体は、特に問題のある作業ではありません。基本的にはWiFiがおかしい時にのみ行いますが、間違えて更新してしまっても設定が大幅に変更されたり、必要ない料金が発生したりすることはありません。更新直後はWiFiへの接続がしにくくなることもあるかもしれませんが、iPhone端末やWiFiルーターを再起動すれば元に戻るでしょう。