徳川のぶのぶの最後
死神篇で一橋のぶのぶとして登場し、将軍暗殺篇を経て徳川のぶのぶとなった彼は好き勝手に振る舞います。新撰組を解散させ、見廻組を傘下にした徳川のぶのぶでしたが、彼の思い通りにはいきませんでした。
計画は次々と失敗に終わり、快援隊の元で捕虜となった徳川のぶのぶは、坂本の生きざまに心を動かされ、自身の足で生きる決意をします。
地球がアルタナ解放軍と戦った際には、地球側の代表として会談に向かうなど、周囲に貢献しようという姿勢がうかがえるようになります。
将軍として皆を率いるようになった徳川のぶのぶですが、兵士が乱射した銃弾が致命傷を負わせていました。坂本達の救命措置も間に合わず、命が尽きかけようとしていたその時、先代の将軍達の笑顔を見ます。徳川のぶのぶは満足そうな表情でその波瀾万丈な生涯を終え、地球と解放軍はその意志を受けて終戦となります。
徳川のぶのぶのモデルとなった徳川慶喜とはかなり違った最後となりましたが、徳川のぶのぶによって平和が訪れました。敵として現れた登場人物が、最後は愛されキャラになったのです。
徳川のぶのぶの声優は誰?
一橋のぶのぶとして死神篇で登場した際には、たいした出番もなく、将軍暗殺篇でもほとんど見せ場がなかった徳川のぶのぶが、次第にイジられキャラ、愛されキャラになったのは、その魅力的な声にあります。徳川のぶのぶを演じたのは、人気声優の浪川大輔さんです。
2枚目のイケメンからニヒルな悪役まで幅広く演じられる実力派でもあります。最初は憎まれ役だった徳川のぶのぶが、次第に人間味溢れるキャラクターになったのは、浪川大輔さんの声の魅力もあったのです。
もしかすると、モデルとなった徳川慶喜をイメージの参考にしたのかもしれませんね。
徳川のぶのぶという将軍
初登場の時点では、徳川のぶのぶは敵キャラの1人でした。しかし、回を重ねるごとに徳川のぶのぶは自身の足で立つことを学び、人を大切にすることを知っていきました。
歴代の将軍に認められた彼は、まさしく立派な将軍として最後を迎えたのです。
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