羽生まつり(はにゅうまつり)
父親が経営しているプロレス団体、まごころプロレスに登録されている選手です。放課後、リングの上では覆面レスラー“ハニープリンセス”として活躍していますが、普段はごく普通の女子高生です。
筋肉質で男子顔負けの力を持ち格闘技の才能もピカイチですが、プロレスがきらいだったまつりはリング上で本気を出すことはなく、他の問題もあって父と対立。一度はプロレスからはなれています。
看板レスラーだったまつりが抜けた穴は大きく、他の登録選手たちが懸命に立て直そうと企画した漫才も失敗して、まごころプロレスはピンチに陥ります。その状況と仲間の言葉に目が覚めたまつりは、本気でプロレスと向き合っていきます。
転入生であり秘密を共有することになる重松との恋愛、父や仲間たちとプロレスを積み重ねていくことでまつりの気持ちは徐々に変化していきます。
重松荒太(しげまつあらた)
まつりのクラスに転入してきたクラスメイトの男子高校生。父親の転勤に付いて転校を繰り返していましたが、背が高くて体格もよく、さらに目つきも悪いので周りから誤解されがちです。
現在は一人暮らし。子どもの頃から大のプロレスファンで、河原でまつりが不良たちを投げ飛ばしているのを見て、自身が大ファンであるまごころプロレスの覆面レスラー“ハニープリンセス”であることに気付いたり、まつりの父を見てすぐに覆面レスラーの“ハニーギャング”であることを見抜いたプロレスオタクです。
恵まれた体格と純粋なプロレス愛をまつりの父やまごころプロレスの選手たちから気に入られてまごころプロレスに入門。門下生となりました。作中ではまつりとの恋愛の様子も描かれています。
ピックアップ