伝説とは異なる姿
フレアデス監視塔には、フリューゲルらによって倒された魔女が閉じ込められています。物語の最初の頃、監視塔の番人は賢者シャラウという男性として描かれています。
シャラウは伝説的な存在でもあり、彼の肖像が硬貨にも彫られていました。スバルたちは、あるきっかけでシャラウを訪ねることになります。スバル一行がフレアデス監視塔を訪れると、そこには黒いビキニに黒マントを羽織った少女の姿がありました。
それが、伝説の賢者とされるシャラウでした。彼女は容姿が賢者とはかけ離れている上、残念な言動が目立っています。それでも、彼女の性格の良さはスバルに伝わり、二人は直ぐに打ち解けた関係となりました。それによってスバルは、賢者シャラウの伝説が全てフリューゲルのことだと分かりました。
シャラウの正体
シャラウはおバカな美少女ですが、その強さは師匠・フリューゲル譲りです。スバル一行がプレアデス監視塔を訪れた際には、彼女の攻撃によって一度は全滅させられています。
シャラウが使うのはヘルズ・スナイプという魔法で、それによって接近者を皆殺しにしています。ストーリーが展開する中で、彼女の正体が次々に明らかになります。シャラウは400年間も生きていることから、人間ではないことが分かります。
実は、彼女は魔獣・紅蠍を元に造られた人工精霊でした。彼女はフリューゲルによって、人型にデザインされていました。シャラウはフリューゲルを慕うあまり、スバルのことをフリューゲルと思い込んでしまいます。
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