戸愚呂とは
戸愚呂とは、幽遊白書の霊界探偵編及び暗黒武術会編に登場するキャラクターです。筋骨隆々とした長身が特徴的で、肩に小柄な兄をいつも乗せています。
上位妖怪として知られる存在ながら、元々は人間であり、過去に出場した暗黒武術会の優勝時、妖怪に転生するという希望を叶えた過去があります。
なお、幽助の師匠である幻海とは人間時代に共に切磋琢磨した仲です。しかし、武術会中に幻海を決闘の末殺害。
これが幽助やほかのメンバーに大きな影響を与えることとなりました。
戸愚呂の100%・120%の強さ
戸愚呂の武器は己自身の肉体です。自らの体を思い通りにバンプアップする能力があり、相手の強さに応じ、バンプアップの度合いを%で表すことも特徴です。
%の度合いが上がるほどその筋肉は発達し、60~80%で人間ではあり得ないほど大きな体躯になります。戸愚呂は自分の認めた相手でなければ自分の十分なパワーを見せません。
暗黒武術会の最終戦、どこか気持ちに踏ん切りのつかない幽助の内面を見透かし、桑原を傷つけて幽助を逆上させ、その力を引き出そうとしました。
そうして幽助を追い詰めようとする戸愚呂の前に、ついに幽助が真っ向からぶつかります。幽助の覚悟に戸愚呂はついに100%のフルパワーを発揮。
筋肉が鎧のように変化し、最早異形とも言える様相です。そんな100%の戸愚呂に幽助は渾身の力で霊丸を撃ちます。力を全て出し切り膝をつく幽助。
戸愚呂はその霊丸を体全体で受け止め、雄叫びとともに抱き潰します。霊丸を己の体で潰す100%の戸愚呂の力は非常に凄まじいですね。
しかし、実は戸愚呂の体は120%の力を出していたのです。100%を超えた反動により体中の筋肉が破壊され、戸愚呂は倒れます。
戸愚呂の100%・120%の強さは、本人の命をも奪うほどの強大なものだったということです。
なお、幽遊白書のゲームでも戸愚呂のフォルムは緻密に表現され、プレイヤー自身で戸愚呂の%を選ぶこともできます。
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