安定した人気を誇りながらも唐突な打ち切り
週刊少年マガジン連載のベイビーステップは2007年に開始したテニス漫画で、2度アニメ化を果たすなど強い人気を誇っていました。
10年間連載が続き、長期漫画としての安定感が出てきたところでの終了だったため、当時の読者に大きな驚きを与えたのです。
本来なら10周年の巻頭カラーがあってお祝いムードとなる流れですが、唐突にセンターカラーでの連載終了となってしまいました。
特にキリのいいところでの終了ではなかったので、終了直後のネットでは多くの読者から、打ち切りを考察するコメントが多数投稿されたのです。
そして連載終了の翌月に発売されたコミックス最終巻にて、作者は終了の理由について「色々事情もあり、主に私の力不足で」と公言しました。
「力不足」という言葉には様々な意味が暗示されますが、打ち切りになった際に、お別れのコメントで「力不足」という言葉を使う漫画家は少なくありません。よって、ベイビーステップも打ち切りだったのだと多くの読者には認識されています。
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