シシガミは、何故鹿のような姿なのか
ジブリ作品では、それぞれの映画で多くの不思議な生き物が登場します。もののけ姫も同じで、大きなイノシシや山犬などが登場します。
中でも気になるのがシシガミで、夜の巨人の姿はもちろんですが、昼の鹿のような姿に人間のような表情というのが不思議です。シシガミのモデルは見た通り鹿で、宮崎駿監督が、構想を練っているときに鹿を見て思いついたそうです。
また、鹿は神道では神の使いと考えられており、実際に春日大社などでは鹿がたくさん飼われています。
それを知ったうえで改めてもののけ姫を見ると、シシガミの森がより一層神秘的な世界に見えてきます。
宮崎駿監督作品のもののけ姫に登場するシシガミの夜の巨人の姿はだいだらぼっち
宮崎駿作品もののけ姫に登場するシシガミは、昼間は神の使いである鹿で、夜の巨人の姿は国を作った神がモチーフのデイダラボッチということになります。
視聴者の考えにゆだねられるような内容が多いジブリ作品なので、いろいろ知ることでまた違った見方ができるのも楽しみの一つです。
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