アスタの親は人間?それとも悪魔?
アスタは魔力が無いにも関わらず多くの敵を倒しているため、「普通の人間ではないのでは?」と漫画読者からはよく考察されています。
出生についてネタバレをすると、アスタの母リチタは普通の人間ですが、父は普通の人間ではないことが確定しています。特に「父が悪魔」という説が最有力です。なぜならリチタは近くにいる人間の魔力や生命力を自動的に吸い取ってしまう特殊体質の持ち主。リチタは魔力を移動させる魔法を持っていますが、扱いが非常に難しく、周りの人間の魔力に干渉してしまうのです。
そのため、普段は全く人と関わらず、人里離れた家で静かに暮らしていました。アスタを産みましたが、自身の特殊体質のせいでアスタの魔力や生命力を吸い取り、命の危機に。泣く泣く手放し、アスタは教会で孤児として育ちました。
父もアスタと同じように、自身が命の危機になったから別れたのでは?とも思われますが、さすがに普通の人間だと、リチタと子供を作るなどは非常に難しいはずです。そのため父は人間ではなく、悪魔なのでは?と考察できます。
なぜエルフなどではなく悪魔か?と言うと、実際にリチタは家族と離れて独りぼっちになった後、家の近くで行き倒れていた悪魔・リーベを保護し、一緒に暮らしています。リーベはリチタに魔力・生命力を吸われることがありませんでした。つまり悪魔はリチタの影響を受けないことが確定。そのため、父もまた悪魔だったのでは?と言えるわけです。
アスタは魔力がないのになぜ魔法が使える?
アスタが使う魔法は「反魔法」。魔法を無力化する特殊性を持ちますが、魔法は魔法です。厳密には反魔法が宿っているのはアスタのグリモワール(魔導書)で、もっと言うとその中に棲むリーベです。
リチタと離れ離れになり、長い間グリモワールの中で静かに時を過ごしていましたが、縁あってグリモワールはリチタの息子・アスタの元へ。悪魔の息子とされるアスタだからこそ、魔力が無いながら反魔法を扱えるようになったのでは?と考察できます。
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