祖父母は偽物だった
度重なる祖父母たちの奇怪な行動に対し、ベッカらは居間に隠しカメラを設置します。翌朝、カメラの映像には徘徊する祖母が映っており、しかもカメラの存在もバレていました。
そこで姉弟は怖くなり、スカイプでロレッタに迎えに来るよう頼みます。その時、ロレッタの画面に祖父母の顔が映りますが、そこには両親とは全く別人が映っていました。ロレッタは愕然となり、直ぐに地元の警察に通報します。
彼女はベッカたちに逃げるように言って、自分はクルマで両親の家に向かいます。その時、ベッカたちは、祖父母から「さよならゲーム大会」を強いられます。
ゲーム途中、ベッカはバッテリー切れを理由に部屋を出ます。その足で彼女は地下室に入りますが、そこで本物の祖父母の遺体を発見するのでした。
実際に起こりうるホラー
偽祖父母の正体は、精神病院を脱走した患者でした。
本物祖父母は、その病院でボランティアをしていました。真相を知られた偽祖父母は、ベッカたちに襲い掛かります。
すると、警察を伴ったロレッタが現れ二人を救出するのでした。そもそも、ベッカたちが祖父母を訪ねたのは、ロレッタが新たな彼氏と過ごすためでした。
本作のレビューでは、子供たちに同情する意見が多くみられます。今回は無事二人を救出できましたが、一歩間違えたら最悪の事態になっていたものです。
それは、実際に起こりうるホラーと言えます。シャマラン監督は、本作に警告のメッセージを込めたとも捉えられます。
意味の分からない怖さ
本作はホラー映画ながら、メッセージ性が強いのが特徴です。老人の全裸姿など、リアルな認知症の発症例が描かれたりします。
ストーリー展開もさることながら、現実生活にも意味の分からない怖さがあると教えられます。
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