コンセプトアートとは?
コンセプトアートというものをご存じでしょうか。コンセプトアートとは、何かを作るとき、チーム全体で完成形をイメージできるように制作されるイメージ画のことをいいます。
例えば1つのアニメを作る時、制作には何人ものクリエイターが関わり、作業はすべて分業で行われます。作業している時、独自の世界観で作業してしまうと、出来上がりにばらつきが出てしまったり、キャラクターが浮いてしまったりということが起こります。
チームでコンセプトアートを基に話し合いをし、共通認識を持つことで、制作に迷いが出た時でも立ち戻ることができるのです。
コンセプトアートはアニメやゲーム、映像といったエンターテイメントの分野だけでなく、大型施設の設計図として、都市計画の時に、宇宙開発といった分野でも活躍しています。
リトルナイトメアのコンセプトアートとは?
リトルナイトメアというゲームのコンセプトは、「小さいころに感じた恐怖」。つまり悪夢がコンセプトとなっています。
サイコホラーとしての世界観を大切にしつつ、プレイヤーである大人が子供のころの感覚を思い出して体験できるようキュートな要素も取り入れる工夫がなされています。
チャプターを見ると、コンセプトアートという欄があるのですが、リトルナイトメアのコンセプトアートは、ある条件を満たさないとロックがかかっており見られないようになっています。
ストーリーを全部クリアするなど、考えられる条件を自分で何度も試しながらゲームをやりこむことで、コンセプトアートが解放されていきます。
チャプターには全13枚のコンセプトアートの欄がありますが、本編内で瓶を5本集めるとコンセプトアートが5枚追加される仕組みとなっています。つまりリトルナイトメアのコンセプトアートは全部で18枚あることになります。
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