地球での繁栄を巡っての戦い
第一始祖民族は、別の星で自分たちの生命を繁栄させることが目的でした。
その結果、地球で繁栄したのが、リリンである人類です。状況が違えば、アダムスや、アダムスから生まれた使徒のいずれかが、地球で繁栄した可能性もあるわけです。
そして、アダムス由来の使徒は劇中の2015年に眠りから覚め、第3新東京市にあるNERV内で眠っているアダムスと接触し、人類に置き換わって繁栄しようとします。
それがエヴァンゲリオンの本筋です。
人間が使徒としてNERVを攻める構図に
TVシリーズの補完をする形の新劇場版では、NERVにゼーレからの軍隊が送り込まれます。その構図は、見方を変えると、人類が使徒として攻め込んだと捉えることもできます。
その描写には、他の使徒とは目的こそ違うものの、人類も結局は使徒であることに変わりはないという意味合いが含まれているのではないかと考察されています。
非常に複雑な使徒の設定
エヴァンゲリオンに登場する使徒は、NERVを攻撃するものや、その元となったアダムス、人類やその根源のリリスと、種類が多いです。それらを全て使徒とひと括りにしているため、理解が難しいです。
そのため、まずはアダムスとリリスを分けて考えるところから始めましょう。
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