「カリメロ」の歴史
「カリメロ」はイタリアの漫画家ニーノとトーニのパゴット兄弟と、同じく漫画家のカルロ・ペロニによって考案されたキャラクターです。
1963年に、洗剤のCMキャラクターとして登場しました。当初、カリメロは白いヒヨコ(ニワトリ)でした。
CMはカリメロが生まれるときに上手くカラを破ることができず水たまりに落ち黒くなってしまい、人間に拾われて洗剤で洗われ再び白い色に戻るという内容です。
このキャラクターが人気を博してアニメ化され、その後多くの国で放送されました。
日本で初めて「カリメロ」が放送されたのは、1974年です。テレビ朝日系列で放送されました。日本でも「カリメロ」は人気となり、厚生省中央福祉審議会の推薦作品となっています。
2作目が製作されたのは、1992年です。2作目以降は、テレビ東京系列での放送となりました。カリメロの親友ジュリアーノは本作から登場します。2014年からは、3作目となるアニメシリーズが放送されました。
3作目は「GYAO!」などで、ネット配信も行われています。
主人公カリメロとは?
1974年に初めて登場したカリメロは、体が小さくて色が黒いことを理由にいじめられていました。女の子のヒヨコで、隣に住んでいるプリシラにも相手にされていませんでした。それでも負けずに毎週頑張る姿が、見る人の共感を呼んだのです。
しかし1992年の2作目になると、カリメロは正義感の強いリーダーとして生まれ変わっています。色が黒いことを理由に、いじめられることもありません。
前作から数年経っているという設定ですが、プリシラとも両想いです。頼りになる親友ジュリアーノも得ています。
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