ガビとの関係
パラディとマーレの戦いの最中、サシャはマーレ国戦士のガビに撃たれて亡くなりました。カヤはその事実を知らないまま、逃亡中のガビを助けてしまいます。
二人は親交を深めますが、遂にガビがサシャ殺害の張本人であることが明らかになります。カヤはガビを殺したくなりますが、何とか思いとどまります。
その後、カヤが巨人に襲われかけた時、ガビが命がけで彼女を助けました。そしてカヤは、そこにサシャの姿を重ね合わせます。
この件によって、二人の冷え切った関係に、ようやく光が差し始めるのでした。
感想
カヤは、ガビに命を救われたことで、彼に歩み寄る姿勢を見せます。二人は、お互いの中に潜む悪を認めつつ、共に歩むようになりました。
因みに、カヤを襲った巨人はナイルでした。ナイルは、ファルコを救いに来たガビを救っています。
サシャはガビに殺され、ナイルもガビに殺されました。カヤは、複雑な人間関係の中で、人類の愚かさを学んでいったというのが感想です。
人類の愚かさを学んだカヤ
『進撃の巨人』は、人類対巨人の戦いから、人類対人類の戦いに移行していきます。そこには、憎しみや仕返しの連鎖が続いています。
その中で、カヤは人類の愚かさ学んでいきました。それ故、彼女の言葉は示唆に富んでいるわけです。
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