鋼の錬金術師の敵キャラは聖書から来ている
鋼の錬金術師は、単なるアクション漫画ではなく、非常に練りに練られたストーリーが魅力的な作品です。
主人公であるエルリック兄弟たちの最終的な目標は、賢者の石を手に入れて、失われた弟の体と自分の手足をもとに戻すというものです。
一方で同じ賢者の石を狙っているの組織がいます。彼らは聖書で七つの大罪にちなんだ名前と個性を持ち合わせている人造人間集団です。
敵キャラたちは、全部で7人。エンヴィーは、「嫉妬」を意味する名前です。負けず嫌いで嫉妬深く、ネチネチと嫌味な言葉を垂れ流すような性格をしています。
それでいて戦闘レベルは非常に高く、エルリック兄弟や軍人を奔放するためには手段も問いません。
グラトニーは聖書でいうところの七つの大罪「暴食」を意味する
序盤の方では、グラトニーはぼんやりしており、自分では攻撃らしいことはしようとしていませんでした。そのためグラトニーの戦闘レベルはそれほど高くないのではないかと思っていた人も多いでしょう。
しかし、グラトニーの腹部は真理の扉の失敗作であり、無限に広がる空間です。まさに暴食と言えるでしょう。彼に飲み込まれてしまったら、永遠に体の中から出ることは出来ません。
ある戦闘時には仲間であるエンヴィーまでも飲み込んでしまいました。
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