社交ダンスを描いた漫画「ボールルームへようこそ」
「ボールルームへようこそ」は、2011年から講談社「月刊少年マガジン」で連載が始まりました。
一時休載しましたが、2017年に再開して、現在も連載が続いています。2021年4月に、単行本11巻が発売されました。
ボールルームとは「舞踏室」という意味です。作者の竹内友は、かつて競技ダンサーとして活躍した経験があります。
そのために、本作品は社交ダンスに関する詳細が描かれています。専門用語の説明は丁寧でわかりやすく、ダンスシーンは迫力があり、読者から大好評です。
また、本作品は少年漫画誌で連載されていますが、キャラクター造形は繊細で、少女漫画のように華やかなシーンが多いです。
そのために、男子ばかりではなく、女子の読者からも人気があります。
「ボールルームへようこそ」あらすじネタバレ
「ボールルームへようこそ」の主人公・多々良は、「自分には何もない」と思っている男子中学生です。
三年生になり、進路について考えなくてはいけないのに、やりたいことが思い浮かびません。自分に自信がなく、いつも猫背でうつむいています。
ある日、不良に絡まれていた多々良をヘルメットの男性が救ってくれます。
それは、競技ダンサーとして名実ともにトップクラスの仙石でした。彼に導かれて訪れた教室には、同じ中学の女子生徒・花岡雫がいました。
しかも、雫はプロのダンサーを目指していたのです。
「自分もやりたい」と強い思いが湧き、多々良は社交ダンスの世界に足を踏み入れました。やがて、世界の舞台に立つために、多々良の挑戦が始まります。
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