マルセルガリアードは捕食された?進撃の巨人ユミル捕食キャラ一覧

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ユミルは楽園送りにされた

進撃の巨人の世界には、マーレという国があります。そのマーレで暮らす人は、身分の低いエルディア人と、それを支配するマーレ人に分かれていました。

そして、重大な罪を犯したエルディア人は、進撃の巨人の舞台となる壁の世界があるパラディ島に送られ、意思を持たない無垢の巨人にされてしまいます。それを楽園送りと呼び、実質的には死刑や終身刑と同じ、あるいはより残酷な刑です。その無垢の巨人が、壁の中の人間にとっては憎むべき敵でした。

エレンと同期のキャラクターであるユミルは、崇拝の対象であるユミルを騙った罪によって、楽園送りにされたひとりです。孤児だったところを悪い大人にそそのかされ、ユミルを演じさせられた形です。そして、無垢の巨人としておよそ60年もの間、壁の外の世界を徘徊することとなります。

捕食したシーンがあるのはひとりだけ

無垢の巨人は本能的に人を食べる性質があり、ユミルも実際にひとりを捕食しています。それは、顎の巨人の力を持ったマルセルガリアードでした。

進撃の巨人に登場する何らかの能力がある9つの巨人は、無垢の巨人とは異なり意思を持ったままで、なおかつ人に戻ることができます。そして、無垢の巨人がその9つの巨人の力を持った人を捕食すると、能力を引き継いだ上で人の形に戻ることが可能です。

マルセルは巨人に変身することができますが、注意不足だったライナーがユミルの巨人に襲われた際に、それを庇って変身する余裕もなく捕食されてしまいます。そうして、ユミルはマルセルの顎の巨人の力を引き継ぎ、人間の姿に戻ります。