打ち切りと思わせてしまうような状況
実際には、ACMA:GAMEが打ち切りという絶対的な証拠はありません。作者側も、出版社側も打ち切りを匂わせる発言は全く発信していないからです。
しかし、そうでなくても「打ち切りと思わせてしまうような状況」は漫画界においてよくあります。そこそこの人気が出ている漫画なのに、突然連載終了になってしまう。たとえば大ヒット漫画の次作であれば、期待通りの人気まで達せずに編集部が打ち切ってしまうなどです。
ACMA:GAMEの原作はメーブさん、作画は恵広史さんです。恵広史さんは前作ブラッディマンデイでドラマ化に成功していながら、ACMA:GAMEでは映像化の話題が全くでなかったことで、勝手に期待以下と考えた読者が打ち切りと考えてしまったことも、一説としては考えられるでしょう。
漫画としては綺麗にまとまっている
打ち切りを勘繰られてしまうような状況は、ACMA:GAMEにおいて確かにあったと思います。しかし純粋に、漫画としてはストーリーは綺麗にまとまっていたと言えるでしょう。ラスボスを倒し、読者の疑問を大方解消させて完結を迎えたわけです。
頭脳バトルを純粋に楽しみたい人にとっては、十分読み応えある作品なのではないでしょうか。
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