開始直後から恐怖を煽る演出
ここからは、実際にVisageをプレイした時の感想となります。
ゲームをスタートするとオープニングムービーやチュートリアルが始まります。ゲームの操作方法を伝えるのではなく、チュートリアルの段階から既に不気味な雰囲気が漂っていました。チュートリアル終了後は、どこかの一軒家?洋館?の中からスタートして「ルーシーの章」と「ドロレスの章」のどちらかをクリアしていく事になります。
どちらの章も家の中を探索していくといったシンプルな作業を行いますが、不気味な絵を見付けたり現象の原因を突き止めていきます。
ゲームなのに全くBGMが流れていないといった奇妙な状況の中、小さな物音等の効果音にいちいち驚かされます。歩いた時の床が軋む音が無駄にリアルで恐怖を煽ってくるので注意です。
探索がメインで自由度が高い
一般的なホラーゲームの多くはストーリーがあり、それに沿ってキャラクターを操作していきます。しかし、Visageは探索がメインでかなり自由度が高くなっています。
調べたい箇所を調べる事が可能ですが、不要な行動をするとすぐに怪奇現象が起きてしまいます。キーアイテムを発見出来ないといつまで経っても恐怖から抜け出せす事が出来ません。
また、プレイヤーには「正気度」というパラメーター?ステータス?が用意されていて暗闇の中に長時間滞在してしまうと正気度が減り、幽霊に殺されてしまいます。正気度がなくなり初めて幽霊に捕まった時は、思わず硬直してしまいました。
自由度の高さと正気度というシステムのバランスの良さが好印象の作品です。
マルチエンディングで何度でも楽しめるシステム
Visageは、マルチエンディングシステムを採用しています。プレイヤーの行動によってエンディングが変化するので何度でも楽しめるようになっています。実際に、何周かしましたが問題なく楽しむ事が出来ました。
また、しっかりと怖いだけではなく「考察要素」も高く、キーアイテムに関する真実や悲劇が起きた理由を考えるのも楽しみ方の1つでした。
しかし、新しくセーブをしたデータは、キーアイテムの位置が変わったり怪奇現象がランダムで生じたりと少し難易度が高く設定されている点はゲーム初心者には注意が必要かな?と感じました。
しっかりと怖い高クオリティのホラーゲーム
話題のVisageをプレイしてみた感想は、「高クオリティのホラーゲーム」でした。探索や考察がメインという少し変わったタイプのゲームで、油断すると一瞬で恐怖体験をする事になります。マルチエンディングや無駄な戦闘がないといった点も高評価です。
今回の記事で気になった人は是非Visageをプレイしてみてください。
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