1日だけの日帰り旅行など新幹線で気軽にいきたい場合、自由席を利用することが多いかと思います。自由席のチケットは当日、駅の券売機で購入するケースが多いかもしれません。
しかし、事前に購入することで通常の値段よりも安く乗車できる可能性があることはあまり知られていません。その制度がトクだ値です。普通に購入することでどう違うのかについて記述します。
トクだ値とは
URL:https://www.eki-net.com/top/tokudane/
トクだ値とは、おもにJR東日本で販売されている乗車券の予約サービスです。販売区間は、東北、山形、秋田、北海道、北陸、上越の各新幹線やJR北海道および東日本の特急列車が対象です。
トクだ値を利用するには「えきねっと」のサイトでの会員登録が必要です。会員登録後は、上記の新幹線や特急列車などの列車、席数、区間指定などの予約が可能になります。
その時点でもお得ですが、さらに乗車する予定の約2週間前に予約をするとさらに割り引きされるお得なサービスがあります。それが「お先にトクだ値」というサービスです。
そうなると最大で5000円前後のお得になります。さらに旅行先でレンタカーを借りる料金もお得になるなどの特典が盛りだくさんです。
新幹線で予定時間が変更になったとき
トクだ値新幹線で指定の時間を予約していたとしても、実際に予定の時間よりも早く駅に着いたり、寝坊して電車に乗り遅れてしまうなどのアクシデントがあることがあります。
えきねっとトクだ値は、指定席や自由席は指定列車のみ有効のため、切符を変更しないと前後の列車に乗車することができません。
では切符の変更はどうしたらいいのか?実は切符の変更は出発の6分前まで可能です。
窓口ではできないのでインターネット上での変更になります。変更に関する手続きはできても、乗車人数は最初の人数と同じです。さらに払い戻しには310円の手続きがかかるなど通常の新幹線とは少々事情が異なります。
仮に新幹線の時間を変更したとして、指定席から自由席への変更ができた場合は、自由席に乗車することができるかについては時間を変更しただけでは乗車できません。
自由席に変更したい場合には、予約自体をキャンセルする必要があります。
次に、予約の変更がばれるどうかについてですが、すでに自由席に変更したことがばれたとしてもペナルティーはなく通常通り乗車することが可能です。問題は時間のみを変更したときです。この場合、自由席から指定席への変更は可能ですが、指定席からの変更はできないため注意が必要です。
トクだ値を利用して自由席に乗るとばれるのか?
トクだ値を使って新幹線や特急列車を予約した場合、最初に自由席を予約していても途中から指定席への変更が可能です。しかし、最初から指定席を予約していた場合、自由席への変更はできません。
実際に違う列車に乗車していた場合はばれる可能性もあるかもしれませんが、極めて低いです。列車の時間を変更するときには、インターネットで乗車6分前までに変更することが望ましいです。
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