ウシジマくん死亡?闇金ウシジマくん最後どうなる?最終回ネタバレ、感想!

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違法の金融業務を行うアウトローが主人公のハードな漫画

『闇金ウシジマくん』は漫画家の真鍋昌平が手掛けた長編漫画です。

主人公のウシジマくんこと丑嶋馨はトゴと呼ばれる、10日で5割の利息が生じる違法の金融業を営むアウトローです。

違法金融は貸金業の登録を行っていないモグリの業者であり、闇金と呼ばれています。

闇金は銀行や正規の貸金業者から相手にされない多重債務者や失業者を相手にしていますが、違法業者なので金利も法律の制限を無視した非常に高い数値です。

それでも他から借金ができない人々は暴利を承知でお金を借ります。ウシジマくんは様々な人に暴利の金利でお金を貸し、どのような理由であっても決して取り立てを緩めることはありません。

文字通りびた一文負けない、徹底した取り立てを行っています。

『闇金ウシジマくん』はウシジマくんが狂言回し的な立ち位置であり、様々な債務者やアウトローがせめぎ合う緊張感に満ちた話になっています。

シリーズが続くにつれ、ウシジマくんの名前は裏社会で広く知られるようになり、遂には予てから因縁のあったヤクザと本格的に対立してしまうのです。

強敵を撃退するもあっけない結末になった最終回

主人公のウシジマくんは仕事の性質上、幾人ものアウトローとも対立しています。基本的には我が身を守りつつ相手をいなす姿勢ですが、敵対する意思が明確な相手は容赦なく叩き潰すのが特徴です。

ウシジマくんと長く関わりのあったアウトローにヤクザの滑川がいました。

本編では詳しい説明がないものの、ウシジマくんとは何らかの因縁があることを匂わせているキャラクターです。

闇金はヤクザの財布と豪語するなど、ウシジマくんを見下した言動と確かな腕っぷしが特徴であり、ヤクザとしての世渡りも上手です。

自身の勢力を拡大しつつ、一度はウシジマくんを追い詰めますが、実際はウシジマくんの策にはまったのは滑川の方でした。

今までの悪事が明るみになり、所属していた組を絶縁されたうえに裁判では死刑を求刑されるなど、ヤクザとしての力を完全に失ったのです。

滑川の失脚により、『闇金ウシジマくん』の世界ではウシジマくんに敵う者はいなくなったかのように思われました。

しかしウシジマくんは最終回でヤクザでもアウトローでもない、一般人の若者に刺されてしまいます。若者はウシジマくんが闇金の仕事上、奴隷くんと読んでいる顧客の一人である主婦の息子でした。

本当は自分の姉を狙っての凶行であり、ウシジマくんを刺したのは手違いだったのです。ウシジマくんはその場を去り、仲間と電話で話した後に倒れます。その顔は劇中で初めて見せる、穏やかな笑顔でした。