中学時代からの付き合い
貧しい家に育った丑嶋馨は小学校6年生の時に地元を一旦離れます。中学時代に故郷に丑嶋が戻ってきたところから、2人の関係が始まります。
地元の中学に編入しますが、そこに柄崎はいました。クラスの中でボス的な柄崎に丑嶋は逆らい、生意気な転入生だと目をつけられます。制裁を加えておとなしくさせようと、柄崎達が中心となり集団リンチで丑嶋を襲いました。
病院送りにされた丑嶋ですが、病院を退院した後、自分に危害を加えた柄崎たち全員に報復しました。その執念と強さに柄崎は丑嶋のことを見直し、後に助けを求めるシーンもあります。
人間として心を通わせるうちに、柄崎が丑嶋に惚れ込んでいくストーリーです。
ともにヤミ金業者に就職しましたがそこを辞め、丑嶋が社長のカウカウファイナンスを立ち上げます。違法な金貸し業を営みながら、関係性はさらに深まっていきました。
お互いの命を助けるようなシーンも、たくさん出てきます。
ドラマや映画でも2人の関係性は不変
「闇金ウシジマくん」は真鍋昌平の原作マンガ以外に、ドラマや映画化もされています。
ドラマでは3シーズンが放送され、映画は4作品が公開されています。丑嶋馨は山田孝之が、柄崎をやべきょうすけが演じました。ドラマの中では、同じく丑嶋の部下として原作に登場していた加納が、同一人物として柄崎に統一されたイメージです。
ただ、丑嶋社長への尊敬は相変わらずで、愛が溢れるあまり、いつも余計なことを口走ってしまいます。それを、丑嶋にいさめられるのがお決まりのパターンです。
映画の4部作にも2人は揃って出演していて、この作品には欠かせないキャストになっています。映画では、原作とはまた少し趣の違った味わいが出ていて、特に柄崎のキャラクターはユニークで見ていて飽きません。
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