才能あるよ兄貴は(上杉和也)
野球をしていなかった頃、達也は周囲から出来損ないだと思われていました。
しかしそんな達也の才能を信じて疑わなかった人物が南の他にもいたのです。上杉和也です。このセリフの後には「ちょっと練習すればすごいバッターになれるよ」と続きます。
ちなみにこのちょっととは2年間のことを指しています。この言葉をずっと覚えていた達也は決勝戦で、「今年で2年目」と思いながらすばらしいヒットを打つのです。
達也の才能を誰よりも信じ、達也が野球をすることに大賛成だった、兄想いの和也の名言です。
敬遠は一度覚えるとクセになりそうで(上杉達也)
決勝戦で新田明男を前にし、達也は柏葉監督代行の指示に背いて敬遠しませんでした。
柏葉は実の兄と明青学園野球部を恨んでいて、野球にも向き合うこともできず、人生にも向き合うことができておらず、達也は遠回しに柏葉の人生に対しても言及しているのです。
また、この名言は読者に対してのあだち充からのエールであるともいえます。
上杉達也は朝倉南を愛しています(上杉達也)
達也は心優しいあまり、本当にほしいものを諦めてしまうようなところがあるんですよね。南に対しても、和也への遠慮があり、素直に告白できずにいました。
しかし全国大会を前にして、河川敷でようやく南に告白します。
上杉和也は朝倉南を愛しています。世界中の誰よりも。
ちなみにこの告白は10年に一度言ってくれるそうです。そして、毎年和也の墓参りに付き合うこと、という条件が付きます。
どこまでも和也を大切にする達也の優しさが溢れる名セリフです。
名言・名セリフが満載!タッチ
タッチの名言・名セリフを一部でしたがご紹介しました。タッチには、ここには書ききれないほどの名セリフで溢れていて、登場人物たちが魅力的で悪人は一人も出てきません!
ぜひ全巻読んでみて、お気に入りの名言を見つけてみてください!
ピックアップ