タッちゃんはタッちゃん!カッちゃんはカッちゃん!(朝倉南)
主人公・上杉達也が野球を始めるのは双子の弟・和也が交通事故で亡くなってからです。それまでの達也は遅刻・サボりは当たり前のいい加減などうしようもない男でした。
でも心は温かくて、南は昔から達也のことが好きだったのです。
周囲からは、成績優秀でスポーツ万能、性格もいい和也と比べられ、出来損ないの烙印を捺される達也でしたが、南だけは達也の魅力をわかっていたのでした。
上杉和也を超えてくれ(新田明男)
明青学園の最大のライバル・須美工の新田明男の名セリフです。
新田明男はバイクを乗り回すハンサムな色男で、達也とは野球だけでなく恋のライバルでもあります。新田は不良でしたがスポーツ万能でした。そんな新田がたまたま出た練習試合で唯一負けた相手が上杉和也だったのです。
新田はもう一度、上杉和也と勝負することを目指して野球を始めます。和也の死後、野球を始めた達也は新田のこの一言でより真剣に野球と向き合うようになります。
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