ライトノベルが原作の陰陽ファンタジー「東京レイヴンズ」
「東京レイヴンズ」の原作はライトノベルで、あざの耕平が書きました。長編は16巻まで発行されており、4冊の短編集も発売されています。
ただし、1巻から9巻までは第一部で、主人公は少年です。10巻以降は第二部となり、主人公の幼なじみであるヒロインが主役になります。
漫画は全15巻が刊行されていますが、第一部の内容です。ここからは、ネタバレになります。
主人公の少年は、安倍晴明の子孫です。けれど、本人の能力は乏しく、周囲からは落ちこぼれと見られています。その頃、東京には多くの妖が出没しており、能力を持つ術者たちが対処していました。
主人公の少年は「自分には無理」と諦めていましたが、事件で親友を失って目覚めます。やがて、高い能力を持つ幼なじみと再会して、本格的に呪術を学ぶようになります。
第一部のラストでは、幼なじみが命を失いますが、魂を復活させる術に成功してハッピーエンドを迎えます。
「東京レイヴンズ」は東京が舞台の陰陽ファンタジーなので、式神や呪符などの和風アイテムが出てきます。
和風の漫画が好きな方にぴったりです。さらに、主人公は高校生なので、学園漫画として楽しむこともできます。尚、レイヴンズとは「闇鴉たち」という意味です。黒い衣装を身につけて戦うところから「東京レイヴンズ」と名づけられました。
「東京レイヴンズ」の今後について
「東京レイヴンズ」のライトノベルは、第二部が展開されています。多くの読者が、最新作の17巻を待ち望んでいる状況です。漫画が全15巻で完結しているのは、第一部の内容だからです。
もしも16巻以降の漫画が発売されるとしたら、第二部のコミカライズです。「東京レイヴンズ」はアニメ化されるほどの人気作なので、漫画の続きを熱望しているファンはたくさんいます。
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