実は古参のサブキャラだったウーロン
ウーロンの初登場シーンは原作の初期に描かれており、人気キャラであるベジータやピッコロよりも随分前です。いわゆる「少年編」とも呼ばれる、主人公の孫悟空がまだ少年だった頃のお話です。
ドラゴンボール集めの冒険中、悟空はとある村に立ち寄ります。その村ではなんと若い娘がさらわれる事件が多発しており、悟空はその犯人だったウーロンと遭遇します。ウーロンは持ち前の変身特技を活かして、強面な姿で悟空を威圧しますが、天然キャラでもある彼にはそんな脅しは通用しません。ウーロンは悟空のちょっとした攻撃でやられてしまい、村の誘拐事件はあっという間に解決しました。
その後、ウーロンは悟空の冒険の仲間に加わる事となり、その後は原作、アニメの両方に定期的に出演する名物サブキャラとなりました。
ウーロンの名前の由来はお茶、プーアルとの関係について
ウーロンの見た目は豚ですが、作中の設定は動物型地球人です。ウーロンのみならずドラゴンボールの作中には、動物型地球人が多数描かれており、特に不思議な存在として扱われる場面はありません。
彼らの名前の由来も、豚に関するものではなく、お茶が元ネタです。烏龍茶が名前の元ネタであり、ウーロンと同じ幼稚園出身であるプーアルもまたお茶のプーアル茶に由来しています。彼らは共に幼稚園で変身能力を学ぶ仲だったのですが、ウーロンは先生のパンツを盗み途中で追い出された過去を持ちます。
プーアルの変身能力は制限時間がなく、本物そっくりに化けられるのに対して、ウーロンは制限時間があったり見た目のクオリティが怪しい等、途中で追い出された結果からか変身の技術が低めです。
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