点滅と動きによる主張の激しさ
シーケンシャルは数あるウインカーのデザインの中でも好みがハッキリと別れているのが特徴です。市場でのアンケートでも好きと嫌いの割合がほぼ同率となっています。
嫌い、ダサいという意見の中でも良く聞かれるのが主張の激しさです。一般的なウインカーが点滅を繰り返すだけなのに対して、シーケンシャルは動きも加わります。明るい日中の時間帯は目立ちませんが、夜間はこの動きが視界に入りやすくなるため気になるというドライバーも少なくありません。テール部分に採用している車の後ろに停車して長い時間見せられることにイライラする人も多いのが実情です。
シーケンシャルウインカーの点滅と動きは他のドライバーの視認性を高めることを目的としています。視界に入るという本来の目的は達成できていますが、逆にそれがストレスを助長する結果になっているのかもしれません。
流行りを追いかけるミーハー的イメージ
市場のアンケートでは、シーケンシャルはデザインのスタイリッシュさが高級車にマッチしているという好意的な意見を述べる人も少なくありません。実際にBMWやアウディーを始めとした高級車はシーケンシャルウインカーが標準装備となりつつあります。
これによって起こる問題がギャップによる印象の悪さです。シーケンシャルは高級車というイメージを抱いている人達からは、軽自動車などのファミリカーに付けるのはミーハーという印象を持たれています。
シーケンシャルウインカーは安全性やデザイン性を理由に採用している人が殆どです。しかし、車をただの移動手段と認識しているドライバーからは、何でも流行りを取り入れたがるミーハーと見えてしまうのかもしれません。
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