マリワナ海溝とは?
マリアナ海溝は、北西太平洋のマリアナ諸島の東に位置しています。フィリピンプレートに太平洋プレートが沈み込む形に存在している海溝でちょうど三日月のようになっています。巨大な海溝として有名で、2550km以上、幅は69kmの大きさを誇る巨大な海溝は、世界一の海溝として有名です。
そして、注目すべきは世界一深いといわれる深海の大きさです。海の全体の76%が3000〜6000mの海といわれていて、海の平均の深さは4750mと言われています。マリアナ海溝の中で一番深いと言われているのは、チャレンジャー海淵という場所で、その深さは10911mと言われています。
世界一高い標高のエベレストがすっぽりと入ってしまう深さですから、水深画像からもわかるように光が一切入らないような漆黒の世界が広がっている場所といえます。
マリアナ海溝の底はどのような場所?
水深200m超える海は、生身の人間には入ることができない場所です。特に世界一深いと言われるマリアナ海溝の最深部にはたった4人しか到達しておらず、未だに多くの謎に包まれています。
最近では2019年にアメリカ人探検家のヴィスコーヴォが有人潜水艇でチャレンジャー海淵を調査しており、その際に深海7000mでユムシ、8000mでシンカイクサウオという魚を目撃しています。水深8000mもの深海でも生物が存在しているのですから、まだ誰も知らない新種の魚が深海にいるのかもしれません。
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