アメリカは良くも悪くもシリーズ制作に積極的な文化
日本ではシリーズが完結してから長い時間が経過したのち、新たなシリーズ作品が公開される例は極めて稀です。
一方、アメリカにおいては伝説の作品がシリーズ化する中で少しずつ色あせていくという悪しき文化はあるものの、シリーズ作品制作には積極的です。
そして、ダイハードやロッキー、インディ・ジョーンズのように最終作品の公開から長い時間が過ぎてから続編が制作・公開されるような事もよく起こってきました。
そういった意味で、かつてハムナプトラに魅了されていた若者達が大人になって映画を制作する立場・出資する立場にまわった場合、どんな事も起きえます。
例えば考古学関連の冒険映画で言うと、前述の「インディ・ジョーンズ」シリーズが良い例です。こちらは1989年公開の作品「最後の聖戦」から2008年の「クリスタル・スカルの王国」まで約20年の空白があります。
1990年代を通じて続編の公開がなくてファンが半ばあきらめていた中、2000年代に入って続編が制作されている事が判明し、世界中で大騒ぎになりました。
決して諦める事はない
ファンの多さや作品の偉大さなどから考えて「インディ・ジョーンズ」のように、忘れられた頃に「ハムナプトラ4」が制作・公開される可能性は十分にあり得ます。
そのため、ファンのかたがたは決してあきらめる事なく、自分のできる範囲でシリーズの布教活動を続けていくと良い事が起きるかもしれません。
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