雪虫がうざい!冬の訪れを感る虫の正体はとは?アブラムシ?

生活

雪虫を見ると雪が降る

北海道では、毎年雪虫を見かけたという報告がよくみられます。これは、ラジオやテレビを通して、昨今ではインターネットやSNSでも報告がされています。

何を意味するかというと、今も昔も季節が変わることを意味しています。つまり、もうそろそろ雪が降る、冬が来るということなのです。

北海道では、昔から雪虫を見かけると1,2週間後に初雪が降ると言われています。過去には、ラジオやテレビで、雪虫を見かけてから何日後に初雪が降るかを検証する企画が、存在したこともあります。

しかしながら、因果関係ははっきりしていません。自然との共存で培った知識のひとつなのでしょう。

雪虫対策は可能?

北海道に観光で訪れた際に白い雪虫が舞っている様子を見ると、幻想的な雰囲気に思えるかもしれませんが、住民にとっては厄介な虫でしかありません。

雪虫は、熱に弱く、髪の毛や服に付着するだけで、自力で飛べなくなり死んでしまいます。さらに上手に払い除けなければ繊維にからみついてしまいます。

では、何か対策が可能なのでしょうか?

寄生する木を一本残らず切るなどの根本原因を取り除くことは困難です。個人ができる対策としては、表面がツルツルする生地の服やマスクをする程度でしょう。

上記のように、雪虫は大変弱い虫なので殺虫剤が必要な虫でもないのです。

うざいを通り越すかも

雪虫が髪の毛についたとか、口に入ってきてうざいと言っていられるうちはまだいいのかもしれません。

特に口や鼻に入りこみ、それがいつしかアレルギーを発症させるなどの健康被害につながるおそれがあると言われています。

雪虫は風情ある名前とは裏腹にその正体は害虫なのです。