サンジが王子であること
ルフィの仲間であるサンジは、ノースブルーの王国であるジェルマの王子だということが、813話で明らかになります。
そして、それよりもずっと前、アラバスタ編に当たる174話で、サンジは自らのことをMr.プリンスと名乗っています。
これは敵に正体を知られないための偽名として名乗っただけですが、それがおよそ600話後に、事実だったという伏線として回収される形となりました。
最果ての地ラフテルの名前の由来
ワンピースの世界では、グランドラインを辿った先にある、最果ての地ラフテルに辿り着いた者が海賊王になるとされています。そして、ルフィたちもそこを目指しています。
そのラフテルの名前を付けたのが海賊王ゴールドロジャーで、ラフテルはLaugh Tale、笑い話だったということが、967話で明かされています。
ラフテルの名前が出たのは105話なので、ずっと回収されるのを待っていた伏線と言えるでしょう。
ゴールドロジャーがポーネグリフを使えた理由
ワンピースの空島編では、海賊王ゴールドロジャーがポーネグリフに使われている古代文字を使いこなしていたという描写があります。ポーネグリフの傍に、名前と共に一説が彫られていた形です。
その理由は長い間明かされませんでしたが、ワノ国編でようやく明らかになりました。
古代文字はワノ国の光月家に伝わる知識で、一時的にロジャーの仲間になった光月おでんが、代わりに彫り込んだという理由でした。
たくさんあるワンピースの伏線
ワンピースに張られている伏線は、数えきれないほどあります。ずっと昔の伏線が、急に回収されることも珍しくはありません。
そして、その伏線が最初から考えられていたものなのか、後付けなのかが分からない点も、ワンピースの評価が高い理由と言えるでしょう。
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