お前たちはなぜ弱いと当たり散らす
鬼滅の刃における話題シーンの発端は12鬼月の一人で、蜘蛛の能力を使う累が倒されたことです。鬼舞辻は累が倒されたことを伝え、本来であれば力をつけて仇を取れというのが本筋です。
しかし会議の内容は、これだけでは終わらず下弦達を凍り付かせます。鬼舞辻はそのあとに、「お前たち下弦はなぜこれほどまでに弱い」というセリフを吐き捨てます。
なぜ弱いと吐き捨てたのか、最初の理由は累を倒したのは鬼殺隊の最強戦力の柱ですが、追い込こんだのは鬼殺隊の中でも下位に位置する竈門炭治郎だったからです。
下弦の役目は、人間を殺して食べるだけでなく研鑽を重ねて上弦を更新するためにいる存在です。
しかし現在の上弦は100年以上前から更新されておらず、下弦は数年単位で入れ替わりが激しい状態が続いてます。
その状態に鬼舞辻は辟易をするだけでなく、油断をしたとはいえ累は下位の隊員に追い込まれたことから、この言葉が出た理由です。
その理由を問いただす鬼舞辻に、「そんなことを俺たちに言われても」と心の中でつぶやいた一人の下弦を捕食し殺してしまいます。
問答無用で消し去る
次に質問を受けたのが一般の隊員には戦って勝つが、柱が近づくと身の危険を感じて逃げることを続けた下弦の一人です。知略をもとに勝てない相手に挑まないのは本来であればよいことなのですが、鬼舞辻はその姿を細胞を通してみていたため逃げる理由を問いただします。
その問いに対して「そのようなことは決してない」と伝えたが、その問いが自身への悪意ある返答と捉えたことで捕食されます。
2人の捕食された姿を見た一人は、このままでは殺されてしまうことに恐怖を感じ質問の合間の隙を狙って猛スピードで逃げ出します。出口にたどり着いたと思った矢先に、気づいた時には首だけの状態になっています。
残ったは2人だけとなり、「言い残すことはないか」と告げます。一人が「あなた様の役に立ちます」といい、どうやって役に立つのかと聞いたところ「あなたの血を大量にいだたければ順応し鬼殺隊を倒す」と告げます。
本来あれば威勢の良い言葉ですが、上位種の自分に命令するような言葉だったことから逆鱗に触れてしまい殺されてしまいます。
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