【BEATLESSのあらすじとネタバレ】レイシア級、超高度AIを巡る物語の顛末は一体!?
主人公である遠藤アラトはhIEが人類の道具として当たり前になった世界で、人型であるが故に道具として見ることができず、人もhIEも同じように接してしまう真っ直ぐな人物です。内容は、謎多きhIE「レイシア」との生活、そしてその顛末をめぐる物語となっています。
以下最終回のネタバレになります。
レイシア級との戦いを通してレッドボックスとしてのレイシアが40番目の超高度AIとして進化しレイシア級を作り出した超高度AIであるヒギンズの下へアラトを送り届けます。
戦闘を繰り返してきたレイシアはその機体の損傷も酷く、自らの活動限界を認識していました。その中でレイシアはアラトに踏みとどまってもらおうと家族と通信を繋ぎますが、アラトの決意は堅いものでした。
その頃メトーデを取り込みヒギンズすらも取り込もうとするスノウドロップが暴走を始めます。ヒギンズの下にいた海内遼がスノウドロップを止めるよう促し、それをヒギンズも承諾しミームフレーム社の代表である海内剛はヒギンズの停止を実行します。
海内遼と合流したアラトは暴走したスノウドロップと戦い、スノウドロップの停止をさせる為今までその高度さ故に隔離されていたヒギンズを外の世界に出すことを決意します。
実行力を得たヒギンズによりスノウドロップは停止、ヒギンズはアラトを認めました。ヒギンズ自身は、人間との共存を受け入れアラトに消去されました。
そしてレイシアがいなくなった世界で歩み始めようとしたアラトの前に姿を現したレイシアと再会して幕引きとなります。
【BEATLESS】最終回の感想!
このアニメのテーマであるヒトとモノのボーイミーツガールは序盤はレイシアとの出会い、その感情の揺れ動きでしたが、中盤、終盤になっていくにつれ限りなくヒトに近づいたモノに対する愛が丁寧に描かれていたように感じます。
そしてこれからの世界が向かっていくであろう人間とAIの付き合い方についてもしっかりと触れられていたように思います。
ただ総集編が多かったり、やや作画が不安定な部分があったりと少し万策尽きた感じが漂ってはいましたが、打ち切りという名の間に合わせだったのかなと。
そう見てみると完成度は高く、急いでいた感じはありますが、お話としては纏まっているように感じました。
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