今までのイメージと正反対!?向井理新たなステージ
映画ザ・ファブルで残忍な砂川の役を好演することで、向井理の評価は1つ上のステージに上がりました。
原作では人相の悪い、いかにも危険なヤクザといったキャラクターですが、やや汚れた感じも上手に表現していたのが印象的です。
小島との対決では鬼気迫る迫力での芝居もあり、見ていて圧倒されるような恐ろしい悪役を見事演じました。ただ、スリムで美しい見た目は健在で、原作とはまた違った新しい魅力もプラスされた印象です。
スカーフェイスの向井理はレアで、ファンの間でもひと目見たいと話題になったほどです。今まで向井理を追いかけてきていたファンからも、ザ・ファブルの砂川は概ね好評でした。
殺し屋フードの福士蒼汰もハマり役!
爽やかな好青年といったイメージが強く、今までの役柄もまっすぐできれいな印象だった福士蒼汰。映画ザ・ファブルではそれとは正反対の、残虐な殺し屋を演じます。
ザ・ファブルに憧れを抱く殺し屋・フードは、都市伝説とさえ言われるファブルの痕跡を見つけて、子どものようにはしゃいでます。
無邪気な側面もありますが、行動や言動は常に残忍。監督からは大学生のような殺し屋といったイメージで演じて欲しいと言われたそうですが、その言葉通り、相棒と一緒にためらいなくゲーム感覚で人を殺めます。
クライマックスは殺し屋フードの見せ場で、見事なアクションも彼の評価を上げました。追いかけ続けたファブルと対峙し、野獣のように襲い掛かる迫力は、息を呑むほどです。
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