恐怖の展開へ進むストーリー
すると、今度はピングーが寝ていたベッドが上下左右に動き出し、ピングーを乗せたまま移動を始めます。始めは戸惑うピングーでしたが、次第に楽しくなり笑い声をあげるようになります。
ですが、そんなピングーをじっと見つめている巨大なトドが突如現れ、ピングーに見つからないように顔を覗かせては隠れる行為を繰り返しては、ピングーの様を見て笑っているのでした。
ところが、見ているだけだったトドがベッドの移動を楽しむピングーの目の前に現れ、ドームの家をピングーにかぶせたり、ピングーの体を上から押したり横に引っ張ったりと意地悪な接し方をしてきます。
トドは挙句の果てにはピングーのベッドのマットレスを食べてしまい、足早にトドから離れようとするピングーは急な斜面の谷を落ちてしまうのでした。
ふと気付くと、そこはいつものピングーの部屋で側には編み物をするママの姿がありました。
夢だったことに気付いたピングーは、ママに怖かった夢の話を泣きながら話し、そんなピングーをママは優しく諭す、これが「ピングーの夢」のおおよそのストーリーです。
不気味すぎたトド
この作品の何がトラウマ回と呼ばれているのでしょうか。まずは突如現れた巨大なトドのあまり可愛くないビジュアル、そして不気味な笑い声、これが恐怖心を煽ります。
また、白目になって笑うところや大きく開けた口からは人間の歯のような、リアルな歯が見える部分などは気味が悪いと感じる大人も多いです。
マットレスをバリバリと食べるシーンも、ピングーが食べられてしまうかもという想像が生まれ、さらに恐怖心が募ります。
子供に見せるには注意が必要かも
可愛くて楽しいピングーの作品の中にも、トラウマとなるほどに怖い作品がありました。
大人が見てもちょっと引いてしまうインパクトのあるトドのビジュアルと演出は、子供には見せたくない方も多いかもしれません。気になる大人の方は、一度試聴してみてはいかがでしょうか。
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