岡本天明とはどのような人物か
岡本天明は1897年生まれの人物です。亡くなったのは1963年のことで、亡くなってからすでに50年以上が経過しています。
岡本天明が生まれたのは岡山県の倉敷市で、父親は富裕な農家でした。彼はこの家の次男として生まれ、1914年に神戸に移り住んでいます。
岡本天明は子供の頃から特別な能力を持っていたと言われていて、他人には見えないものが見える霊視の能力や、他人には聞こえない霊聴能力があったと言われています。
こうした岡本天明の能力について記載されているのは、岡本三典が書いた「日月神示はなぜ岡本天明に降りたか」という本です。岡本三典とは、岡本天明の夫人であった人物で、夫が亡くなった後にこの本を出版しています。
17年間自動筆記をした岡本天明
成長した岡本天明は一時絵に興味を持っていた時期があり、地元で個展を開催したこともありました。その後、東京の明治大学に入学します。
岡本天明の人生が大きく変わったのは、大本教に出会った時でした。天明が大本教を知ったのは1920年のことで、その当時彼はまだ22歳の若さでした。
大本教は、出口なおとその娘婿である出口王仁三郎が設立した神道系の宗教です。正式な名称は大本と言います。
天明は1944年に天日津久神社を参拝して、その直後に、同神社において自動筆記を開始しました。自動筆記とは、神霊の力によって記述されたと言われている書物のことです。
岡本天明はこの自動筆記を、17年間にわたって続けました。この自動筆記は全部で39巻の本にまとめられています。
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