仁義なき戦い相関図であらすじ、登場人物解説！モデルになった人物は？映画ネタバレあり

映画の内容や登場人物のモデルについて

「仁義なき戦い」はシリーズ化されて複数の作品がありますが、理由など多少の違いはあってもヤクザ同士が争うというシンプルなあらすじは共通しています。

主人公をはじめとするヤクザたちは自分の欲望や所属する組の利益のために動き、その結果として大小様々な抗争が起こるという内容です。

主人公の広能昌三は原作者の美能がモデルで、作中ではいがみ合う二つのヤクザ組織を和解させようと奔走するも、最終的には両方に裏切られる形になってしまいます。

主人公の苦労が報われず、事態が好転しないまま終わるラストシーンは残酷な現実をシビアに描いたとして後のヤクザ映画に大きな影響をもたらしました。

他の多くの登場人物も広島抗争で暗躍したヤクザがモデルであり、映画が公開された際は存命だったヤクザから抗議や脅迫が相次いだと言われています。

観て損はしない映画界の傑作

「仁義なき戦い」はヤクザの抗争をテーマにしていることや過激な描写が多いことから忌避されることがあります。しかし、後の映画界に大きな影響をもたらした、時代の転換点を作った傑作なのは紛れもない事実です。

映画好きに限らず、誰でも観て損はしないと言えるでしょう。