異色のギャンブル漫画
「賭ケグルイ」の原作は河本ほむら、作画は尚村透が担当しています。2014年から「月刊ガンガンJOKER」で連載がスタートしました。2021年10月には、最新15巻が発売されました。
ここからは、あらすじのネタバレになります。「賭ケグルイ」の舞台は、富豪や上流階級の子女が通う名門私立高校です。ギャンブルの結果によって階級が決まるという過酷な制度が導入されています。しかも、ギャンブルに勝つためにはイカサマをしても構わないという暗黙のルールがあり、裏をかく知性や勝負強さが必要です。
その名門私立高校に蛇喰夢子という美少女が転入してくるところから、物語がはじまります。早速、転校生をカモにしようと勝負を持ちかけられますが、夢子は無類のギャンブル好きでした。最終的に、1000万円という大金を賭けて、夢子はギャンブルに勝ちます。
高評価の理由について
「賭ケグルイ」に寄せられたレビューは、高評価が多いです。その理由をまとめると、「スリリングな展開が面白い」「絵柄がきれいで読みやすい」ことが挙げられています。青年漫画ですが、女性からも支持されている理由は、キャラクターのビジュアルが美しいためです。
また、本編では、ギャンブルのルールについて詳しい解説を載せています。ポーカーなど既存のゲームのほかに、原作者が考え出したギャンブルもたくさん紹介しています。絵や文章でルールの解説をしているために、読者からは「わかりやすくて助かる」と高評価を得ています。
ほかに、「ずる賢い生徒を夢子がギャンブルで打ち負かすシーンが痛快」というレビューも多いです。勧善懲悪は、たくさんの読者が好む傾向だからです。
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