レイチェル・ガードナーの正体をネタバレ!ゲームの考察と感想【殺戮の天使】

ゲーム

殺戮の天使とは

殺戮の天使は、星屑KRNKRNこと真田まことにより作成されたフリーゲームです。株式会社ドワンゴが運営していたニコニコゲームマガジンに連載されていました。

主人公のレイチェルという少女が殺人鬼のいる建物から脱出するサイコホラーアドベンチャーゲーム。

構成は4部から成り立ち、演劇の手法を取り入れた演出や人の内面を浮き彫りにするストーリー性、魅力的なキャラクターからホラーゲームファンだけでなく中高生や女性からも人気を得、アニメ化、コミック化、小説化され話題を呼びました。

その人気は世界にまで及び、英語、中国語、韓国語、ロシア語といった多言語展開もしています。SteamやNintendo Switchでリリース。2021年にはXbox One、PlayStation4に登場しています。

ゲームをした人からは、主人公レイチェルとザックの関係性に感情移入してしまった。

謎解き部分やゲーム進行で遊びにくい点も多々あるけれども、ギミックもそれなりに凝っているし、ゲームとして面白いという感想があります。

ゲーム殺戮の天使のキーマン

殺戮の天使でキーマンとなるキャラクターと言えば神父のグレイです。

主人公のレイチェルは閉じ込められていたビルの地下2階で、このグレイト出会います。

神父服を身にまとい、手には聖書のような本を持ち、体から甘い香りを漂わせています。自分はこの建物に住む全ての住人についてなんでも知っているかのような言動と初対面でありながらレイチェルに不信感を抱く様子が謎めいています。

物語を見ていくと、ビルを統治しているのは、このグレイという事がわかります。

彼があえて各フロアに主となる殺人鬼を置き、脱出を試みるものを殺すよう設定しているのです。グレイがどんな目的でこのシステムを作ったのか、どこから殺人鬼を連れてきているのかグレイの持つ心の闇はどのようなものなのか、ゲーム内でその謎は明かされないままです。