【言語聴覚士/ST】やめとけと言われる理由は?仕事の現実と本音を調査!【転職】

仕事

言語聴覚士の仕事内容

STと略されることもある言語聴覚士はリハビリ系に分類される専門職で、文字通り言語や聴覚に障がいがある人のサポートが主な仕事になります。

言葉が上手く喋れない人の声帯、唇などの運動機能の回復、聴覚障碍者の人工内耳のリハビリなども仕事の一つです。医療から介護まで幅広く活躍の場が用意されていて、年齢を重ねても働きやすいという特徴があります。

ただし、仕事に就くためには事前に言語聴覚士の国家資格を取得しなければいけません。無資格で他業種から転職を経て仕事に就く場合には、専門分野の知識と学べる短大や専門学校に通いながら資格の取得を目指す形になります。

現職者から推奨され難い理由

介護人口の増加に伴ってリハビリ関係の職種は人気となっていますが、言語聴覚士は現職者から推奨する声はそれほど多くありません。

現職者から推奨され難い大きな理由の一つが求められる能力の多さです。言語聴覚士が仕事で向き合う人たちは十人十色それぞれ性格や考え方が違います。仕事で必要な知識や技術はもちろん、一人ひとりに合わせて柔軟に対応を変えるコミュニケーション力も備えていなければ活躍できません。

常に進化を続ける医療や介護の技術を学び続ける向上心も求められます。激務で疲れて帰宅をしてからプライベートの時間を使って勉強をし続けるのは辛いとブログで発信する現職者も少なくありません。

雇用契約を含めた待遇も理由に挙げる人もいます。言語聴覚士は国家資格を必要とする仕事でありながら、理学療法士、作業療法士に比べて平均収入が若干低くなりがちです。

長く仕事を続けていく上でお金はモチベーションに影響する重要なポイントになります。好きで始めた仕事でも生活に不満が出るようでは続けるのは難しいのが実情です。