基本的にはコメディキャラ
正汽雅は、specの主人公当麻が所属する未詳事件特別対策係、略して未詳に出入りする女性警官キャラクターです。
連続ドラマでは、未詳に相談者を連れてくるという役割を持った、準レギュラーとなっています。そして、未詳の係長である野々村光太郎と愛人関係にあり、隠れてデートをしたり、野々村に奥さんと別れるよう促したりするシーンが数多くあります。
連続ドラマの最終回では警察官を辞め、司法修習生となっていますが、劇場版シリーズにも登場します。
基本的には、シリアスになりがちなspecの中で、気の抜けた作風を保つためのコメディ部分を担当しています。
ただ、specは身近なキャラクターが裏切ることも珍しくはないため、雅も裏の顔があるのではないかという疑惑を持つ視聴者は少なくありませんでした。
プロフェッサーJ説があった
正汽雅は、未詳の敵のひとりである、プロフェッサーJなのではないかという説がありました。
プロフェッサーJは、specホルダーを抹殺するためのシンプルプランウイルスや、時間を止められるニノマエのクローンを作りだした人物です。
その正体は完結編まで明かされることがなく、イニシャルがJであることや、女性であることなど、ヒントが示されるだけでした。
そのため、女性キャラクターである雅が、プロフェッサーJなのではないかという疑惑が持ち上がりました。その理由を解説すると、まず劇場第1作目の最期で生き残っていることが挙げられます。
また、プロフェッサーJがカラスのような見た目をしていたり、劇場版完結編の前編では、プロフェッサーJを示唆するようにカラスの集団が登場したりします。
そして、カラスには鴉という漢字があり、それが雅と似ているため、プロフェッサーJは雅だという説が有力でした。
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