冬夏連覇を果たした掛川高校
シュート新たなる伝説16巻のあらすじは、冬の選手権の王者としてインターハイの決勝に進出した掛川高校は天才レフティーがチームを統率する久里浜高校との激闘を制し見事に冬夏の王者になったところから始まりです。掛川高校が冬夏を連覇してから時は過ぎて2012年となり、ワールドカップが開催されるメンバーの選出が始まります。
初のベスト8を決める決勝リーグで、相手はライバルのドイツです。後半の初めに1点を先行された日本は、田中俊彦が相手との接触プレイで意識を失います。10人で戦うことを余儀なくされた日本ですが、相手の猛攻を防いだのちにカウンターで同点にします。
意識を失った田中俊彦は、その後遠藤和美からの電話を受けて意識を取り戻しピッチに戻ります。アディショナルタイムに入り、最後の攻撃で日本が攻めるときに田中俊彦と平松和弘そして白石健司が中学校の時から得意としていたトリプルカウンターアタックを炸裂させ見事に勝利します。
初のベスト8を達成したその後に日本に舞台が移り、掛川高校では先輩たちの遺志を受け継いで強豪チームになっています。田中俊彦の彼女兼婚約者になった遠藤和美は監督試験を合格しサッカーの監督として掛川を率いています。生意気な選手を鼓舞しながら、偉大なる先輩たちを超えて行けという掛け声の下で大会制覇を目標に掲げるまでがあらすじです。
人気ランキングで下位に転落していたことがきっかけ
プロサッカー選手が愛読をする漫画でしたが、打ち切りにあった理由としてランキングが関係しているとされています。少年誌は月に1回のペースで得票の人気ランキングを収集しており、その中で流行している漫画を調べています。シュートの連載当時は大変人気で、マガジンの最初のページもしくは中央の主力部分に入っていた常連です。
しかし新たなる伝説が始まると、これまで人気ランキングの常連だったシュートでしたが徐々に人気を落としていきます。最終的にトップテン入りすらもできなくなったところで、編集者は限界を察知し製作者に終わるように進言したことが終了のきっかけになります。
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