シシガミ様顔変わると怖い?もののけ姫サンとアシタカのシーン、首を打たれるシーンの違い

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首を取られる時の顔

シシガミがデイダラボッチに変化する一瞬の隙に、エボシに石火矢で頭を吹き飛ばされてしまいます。一瞬こちらを向いた表情は、ぞっとするような顔でした。目はつり上がり、怒っているのか凝視しているのかわからないような、なんともいえない恐ろしい表情です。

シシガミの顔が出てくるシーンはここが最後でしたが、この後で頭を取り返そうと追ってくる執念に、人間は逃げるしかありませんでした。最後はサンとアシタカが頭をシシガミに返しますが、朝日にあたって倒れてしまいます。

シシガミは死んでしまったとサンは嘆きます。しかし、「シシガミは命そのものなので、死ぬことはなくこれからもどこかで生きている」といったアシタカの言葉には、説得力がありました。アシタカの腕からは呪いが消えていました。

生命の象徴シシガミには不思議な怖さがある

言葉を話すこともなく、ただ山の生命として存在するシシガミは、もののけ姫の中でも神格化された存在です。何を考えているのか読み取れない表情は、怖さを感じさせます。

出会いのシーンよりもさらに怖かったのが、首を飛ばされるところです。目が離せない、圧倒的な恐ろしさでした。