プライベートライアン実話?映画のあらずじネタバレあり!解説あらすじあり

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プライベートライアンのあらすじ

プライベートライアンという映画の主人公で、トム・ハンクスが演じるミラー大尉は、ノルマンディー上陸作戦に参加し、ドイツ軍の激しい攻撃を受けながら部下を励まし的確な指示を出して上陸に成功します。

上陸後にミラー大尉は、ライアン二等兵を探し出し、無事に救出する命令を受けました。

ライアン二等兵は3人の兄弟がいましたが、全員戦死してしまったのです。全兄弟を戦死させるのは酷なので、ライアン二等兵を戦地から撤収させることになったのでした。

ミラー大尉の部隊は、ドイツ軍を駆逐しながらフランス領内を進んでいくうちに、対戦車砲部隊に属していたライアンと偶然遭遇します。

ミラーはライアンを守りながらドイツ軍と戦いますが、強力なドイツ軍戦車部隊と対決し、命を落としてしまうのでした。

ライアンは無事に帰国し、老人となった後もミラーの墓碑の前で激闘を思い出して、膝が崩れ落ちるのを止められません。

プライベートライアンの見どころ

以上のようなあらすじの中で、いくつか見どころがあるので解説しましょう。まず、ミラーの部下のアパム伍長が挙げられます。

アパム伍長は実戦経験がないものの、ドイツ語が堪能で、捕虜との会話の通訳を務めました。ミラーの部下たちはドイツ軍捕虜の殺害を求めますが、アパムは国際法に反するとして反対します。

その結果、捕虜は解放されますが、その後ドイツ軍に合流し、何と処刑を思いとどまったミラーをアパムの目の前で射殺してしまうのでした。

アパムは戦場の非情さを学び、降伏した元捕虜を自分の手で射殺します。ヘタレだったアパムの変貌ぶりに、観客は度肝を抜かれてしまうのです。

元捕虜から銃弾を受けて瀕死のミラーは、敵戦車に拳銃を発砲し、虚しい抵抗で最期を迎えようとします。ところが、何発目かの発砲の時に、無敵のタイガー戦車が黒煙を上げて爆発しました。

驚いたミラーが顔を上げると、味方のP51ムスタング戦闘機が上空を軽やかに飛んでいくのが見えました。戦闘機がドイツ軍戦車に爆弾を命中させたのです。

しかし、ミラーは力尽きて激戦を交えた橋のたもとで息を引き取りました。