打ち切られた作品ではなく作者自ら打ち切った作品だった
上記のことからRozen Maidenは幻冬舎によって打ち切られたのではなく、作者自らが幻冬舎から離れるために打ち切った作品である事がわかりました。
以降は集英社に移籍して連載の場を移し、名前もローゼンメイデンと改めて無事作者も納得できる形でしっかりと物語を描ききることができたようです。
本編が終わった後もローゼンメイデン0-ゼロ-としてまた連載が始まるなど広がりを見せました。
またアニメにもなっており、1期、2期、特別編と好調な支持を集め、更には新アニメ版としても作り直されるなど地上波でも非常に根強い人気を獲得するに至ったようです。
替えの効かない原稿を紛失されるという大変痛ましい事件の損失は、金銭的な意味でも作家の心情的な意味でも計り知れないものがあります。
しかしそんなキッカケではあるものの、集英社という大きな出版社に移籍し、結果的により多くの人に見てもらえたことは不幸中の幸いと言えたのかもしれません。
Rozen Maidenは打ち切られたわけではなかった
Rozen Maidenは急な最終回を迎え打ち切りを心配された作品ですが、実際には幻冬舎と決別するために作者自らが打ち切らせた作品だったのです。
作品自体は場所を移してきちんと再出発することができ、しっかりとした人気を得ることもできたのが不幸中の幸いと言える出来事でした。
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