「クズ人間治療します」3話のネタバレ。コミックを読んだ人のレビューや感想は？

「クズ人間治療します」の概要

「クズ人間治療します」は漫画家の亜月亮が無料の電子書籍として連載した異色の医療漫画です。現在めちゃコミックで連載中で、書籍は大都社から出版されています。

作者の亜月亮は1993年に少女漫画雑誌のりぼんで連載を開始したベテランの漫画家です。作者はホラー漫画を今までに多く書いてきましたが、今作で新たな境地を開きました。

「クズ人間治療します」は、医師を目指して上京してきた幹本ほのかが心を病んだ人にしか見えない特殊な看板を発見したところから始まります。彼女は毒親からの過剰な期待に押しつぶされそうになっていたので、精神病院に通院しようとしたのでした。

しかしその病院では彼女ではなく、彼女を苦しめている原因のその母親の人格を治療すると言うのでした。彼女は異常な状況に戸惑いながら、なし崩し的に巻き込まれていくのでした。

「クズ人間治療します」の第3話は、隣人のシングルマザーが自分の子供を事故に見せかけて殺害しようとするところから始まります。それを階段で偶然聞いてしまったほのかは、一度は断った海馬病院の治療を受けることを決断します。

しかし患者は彼女ではなくヒロトでした。つまり彼女はヒロトの母親の人格を変更することで、その息子を死から救おうとしたのです。治療の結果母親は子供を愛する人間に生まれ変わったのですが、ほのかはそれが正しいことではないと感じるのでした。