エヴァンゲリオンについて
「新世紀エヴァンゲリオン」は1995年10月から1996年3月までTVアニメが放送され、大人気となりました。
セカンドインパクトと呼ばれる大災害のあとの架空の未来で、いやおうなく謎の敵(使徒)との戦いに巻き込まれ巨大な汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの操縦士として戦うことになる少年少女の物語です。
単に敵を倒すヒーローの物語ではなく、登場人物の内面にまで踏み込んだストーリーが見る人の心を捉えました。
「新世紀エヴァンゲリオン」はTVアニメに先立つ1994年12月から「少年エース」でコミックの連載が始まり、2013年6月に連載を終了しています。
劇場版は、1997年に「Air/まごころを、君に」が公開されました。
2006年に制作が発表された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」は、新たな設定の物語です。
2007年に「序」、2009年に「破」、2013年に「Q」が公開され、2021年の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で完結しました。
コミック、TVアニメ、劇場版は、それぞれが異なる結末となっています。
気になる主なキャラクターのその後は?
「エヴァンゲリオン」に登場する主要キャラクターの、その後をご紹介します。
碇シンジ
碇シンジは、本作の主人公です。TVシリーズが始まった当初は繊細な14歳の少年でした。
「シン・エヴァンゲリオン」のラストでは、シンジは大人になりエヴァンゲリオンの存在しない世界で社会人となっています。スーツを着ていることから、おそらく会社員でしょう。
最後は、宇部新川駅に同年代の姿で現れた真希波(まきなみ)・マリ・イラストリアスと親しげな様子で去って行きます。
マリは、「新劇場版」から登場するエヴァンゲリオンのパイロットです。
式波(しきなみ)・アスカ・ラングレー
式波・アスカ・ラングレーは、「新劇場版」での名前です。
TVシリーズでは惣流(そうりゅう)・アスカ・ラングレーでした。周囲からは夫婦同然などとからかわれお互いを意識していたシンジとアスカでしたが、最後には「好きだった」「嬉しかった」といい合えるような戦友のような関係になっています。
「ケンケン」呼びをしていることなどから、アスカはシンジの同級生相田ケンスケとカップルになったと目されています。
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