心が弱く精神が分裂してしまう
当初は戦士として壁の中に潜入したライナーですが、大勢の命を奪った罪の意識によって、精神が分裂してしまいます。そして、戦士としてのライナーと、エレンの中まで兵士であるライナーが生まれます。
その結果、支離滅裂な言動を繰り返すようになります。さらに、マーレに戻った後は、心の弱さから自ら命を絶とうとします。その時の精魂尽き果てた画像は非常に有名です。
最終回で際立ったライナーの気持ち悪さ
かわいそうな生い立ちのライナーですが、その生い立ちとは別のところで気持ち悪さを発揮します。
ライナーは同じ調査兵のクリスタに思いを寄せていて、頭の中で結婚したいと何度も考えています。
ただ、クリスタは最終的に別の人と結ばれ、子どもを授かります。しかし、漫画の最終話では、ライナーはクリスタからの手紙を嗅ぎ、良い匂いだと言っています。
既婚者であるクリスタに思いを寄せ続けている上に、手紙を嗅ぐという行為で、最後の最後で気持ち悪いキャラクターという印象が付いてしまいました。
ライナーはかわいそうでなおかつ気持ち悪い
壁の中の人たちの立場になってみると、確かにライナーは裏切り者です。しかし、その生い立ちを鑑みると哀れでかわいそうに思う人もいるでしょう。
ただ、それとライナーの気持ち悪さは別に扱われることは珍しくありません。したがって、ライナーはかわいそうだけど、同時に気持ち悪いと感じる読者も多いです。
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