【プリズン・ブレイク】シーズン5で打ち切り!制作中止の理由を解説【海外ドラマ】

ドラマ

脱獄計画からスケールが大きく

プリズン・ブレイクは、主人公であるマイケル・スコフィールドが、無実の罪で死刑になる兄を救うために、脱獄計画を携えて同じ刑務所に入るという内容です。

囚人という制限された立場の中で、周到に準備された計画を実行していくところが見どころです。そして、ストーリーはただの脱獄だけではなく、国としてのアメリカやその影に潜む組織との戦いも描かれます。

そのスケールの大きさも、プリズン・ブレイクの魅力のひとつです。

視聴数減少による打ち切り

プリズン・ブレイクは実際に使用されていた刑務所の施設を撮影現場にするという本格的な仕様で、個性的かつ魅力的な登場人物が非常に多いです。

また、脱獄するという性質上、手に汗握る展開が非常に多いです。そして、放映前に積極的にプロモーションをしたこともあって、シーズン1の視聴者数は1000万人前後をキープしていました。

元々はシーズン1の13話で完結する予定でしたが、人気が高かったため9話プラスされ最終的に22話になったいう背景があります。そこから人気のある海外ドラマらしく、2以降のシーズンへと引き延ばされることとなります。

そんな勢いのあったプリズン・ブレイクですが、シーズンが続くに連れて視聴者数が減少していきました。シーズン3になると最大視聴者数が800万人となり、シーズン4の後半は500万人を下回りました。

元々はメインキャストとシーズン7まで契約する予定でしたが、それを撤回してシーズン4で一度幕を下ろすこととなります。

そして、シーズン4が終了してからおよそ8年が経過した2017年に、シーズン5として復活しましたが、その時にはかつての勢いはなく、視聴者数も目覚ましいものではありませんでした。