プレジデントの年収別のデータについて
アンケートのデータは大きく分けて3つに分類されます。それぞれ「500万円」「800万円」「1500万円」のグループに分けられています。
500万円は40代中心の一般社員、800万円も40代で課長・係長クラス、1500万円になると50代の部長以上のクラスに加えて、医師や弁護士などが混じっているとされています。
しかし、年収が500万円以下のビジネスマンも今の時代珍しくありません。ビジネスに成功している人に対象が絞られているのもくだらないと感じてしまう理由の1つと言えます。
また、因果関係が逆転しているケースもあります。余裕のあるビジネスマンは良い手帳を持つべきなのか、余裕のあるビジネスマンだからこそ良い手帳を買う余裕と必要性があるのか、という因果関係を言及はしているもののほとんど深堀はされていません。
手法としては体験談のような実際の例を出すことによって体験を身近に感じさせるコンテンツを用意しているため読者を引き込む手法が取られています。
プレジデントに寄せられる意見は割とありふれたものが多いです。経済や仕事と直結しない内容の記事は週刊誌で書かれているレベルのものも多く、この雑誌を購入する理由にはならないと考えられます。
また金持ちが持つ財布などといった特集をよくやっています。しかしお金持ちの財布に興味を持つ人がどれだけいるのかも分からずその財布を持てばビジネスが成功すると信ぴょう性に欠ける内容も多いです。
総評すると売れれば良いという意識のもと出版しているようにも感じます。
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